2001年1月 田中孝子[語り]嵯峨治彦[喉唄・馬頭琴]による野花南の京都ライブ。民の謡の森田玲[篠笛]もゲスト参加。わたくし六覺千手は、田中さんが朗読する「欠落と肥大の物語」という文章を提供。そこに馬頭琴と篠笛が絡み一種異様な空気が立ち込めた。一日中降りしきる雪山の頂にひっそりと墨汁を落としたような、茶室「茂庵」
自然を味方につけた表現者はすばらしい感動を与えてくれる。
初めてのちらしデザイン。そして初めてパソコンでつくった作品。「茂庵」という文字が一段後ろにある重なり方。ただそれが凄くて嬉しくてつくった思い出がある。野に咲く・・・で始まる詩もわたくしの渾身の作。題名の「のんのん野花南」もわたくしが考えたのだが、この名前勝手に引用事件を数ヶ月後にとある企画者が引き起こした。普通気に入ってくれたんならいいやってなもんだろうが、問屋はおろさないもんである。というような、うれし・はずかし事件も巻き起こしたお茶目な一品。
2001年1月20日
出演/野花南〔田中孝子[語り] 嵯峨治彦[喉歌・馬頭琴]〕
    森田玲[篠笛]
朗読文(欠落と肥大の物語)提供/六覺千手
企画・製作/民の謡・のどうたの会